間食のとり方でむし歯リスクは変わる?
'26.10.07こんにちは。
南浦和の大岡歯科医院です。
「甘いものを食べるとむし歯になる」
そう思っている方は多いのではないでしょうか?
もちろん、糖分のとりすぎはむし歯のリスクにつながります。
でも、実はもう一つ大切なのが、「何を食べるか」だけではなく、「どのくらいの頻度で食べるか」です。
今回は、食事や間食とお口の中のpH(ペーハー)の関係についてご紹介します。
【間食のとり方でむし歯リスクが変わる?お口のpHと食事の関係】
🦷 食べると、お口の中は酸性に傾きます
普段のお口の中は、唾液の働きによって、ほぼ中性に保たれています。
ところが、食事やおやつを食べると、口の中の細菌が糖を利用して酸を作ります。
すると、お口の中のpHが下がり、酸性に傾きます。
この状態が続くと、歯の表面からカルシウムなどが溶け出しやすくなります。
これが、むし歯につながる大きな原因のひとつです。

📉 「ダラダラ食べ」がむし歯のリスクに
食事をすると、お口の中のpHは一時的に下がります。
その後、唾液の働きによって少しずつ元の状態に戻っていきます。
しかし、
「少しずつ何度もお菓子を食べる」
「ジュースを何回も飲む」
「アメを長時間なめる」
など、口の中に糖分が入る回数が多いと、pHが下がる時間も長くなります。
つまり、同じ量のお菓子を食べる場合でも、何回にも分けてダラダラ食べるより、時間を決めて食べるほうがむし歯予防につながります。
🍪 間食は「回数」と「時間」を意識しましょう
間食を完全になくす必要はありません。
大切なのは、食べる時間を決めることです。
例えば、
✔ おやつは時間を決めて食べる
✔ 食べ終わったら、だらだら食べ続けない
✔ 甘い飲み物を長時間少しずつ飲まない
✔ 水やお茶など、糖分を含まない飲み物も上手に利用する
✔ 食後は歯みがきをする
といったことを意識してみましょう。
🥤 飲み物にも注意!
意外と見落としやすいのが飲み物です。
ジュースやスポーツドリンク、砂糖入りの飲料などを少しずつ飲み続けると、歯が酸にさらされる機会が増えてしまいます。
特に「喉が渇いたから」と長時間少しずつ飲む習慣がある場合は注意が必要です。
普段の水分補給には、水やお茶など糖分を含まない飲み物を選ぶことも、むし歯予防のポイントです。
🌿 唾液には「歯を守る力」があります
お口の中には、歯を守ってくれる「唾液」があります。
唾液には、食事によって酸性に傾いたお口の中を元に戻す働きや、歯の表面を修復する働きがあります。
そのため、
食べる → pHが下がる → 唾液によって回復する
というサイクルが繰り返されています。
食事や間食の回数が多いと、この回復する時間が短くなってしまいます。
だからこそ、「間食の回数を増やしすぎない」「食べる時間を決める」ことが大切なのです。
🪥 むし歯予防は「何を食べるか」だけではありません
むし歯予防というと、歯みがきやフッ素を思い浮かべる方が多いと思います。
もちろん、それらも大切です。
しかし、
「何を食べるか」
「いつ食べるか」
「どのくらいの回数食べるか」
という食習慣も、むし歯予防には重要です。
毎日の食生活を少し見直すだけでも、お口の環境を良い方向へ変えることができます。
「おやつはどのくらい食べてもいい?」
「子どもの間食はどうしたらいい?」
「ジュースをよく飲むけれど大丈夫?」
など、気になることがあればお気軽にご相談ください。
大岡歯科医院では、歯の状態だけでなく、普段の食生活も含めたむし歯予防を一緒に考えていきます。
毎日の「食べ方」を見直して、むし歯になりにくいお口を目指しましょう!