第1回「歯ぎしり・食いしばり」はクセではなく、お口への大きな負担です
'26.05.25南浦和の大岡歯科医院です。
当院では「悪くなってから治す」のではなく、できるだけ健康なお口を長く守る“予防歯科”を大切にしています。
今回は、多くの方が無意識に行っている
**「歯ぎしり」や「食いしばり」**について、患者さま向けに分かりやすくお話しします。
実はとても多い「無意識の力」
歯ぎしりや食いしばりは、寝ている間だけではありません。
- 集中している時
- ストレスを感じている時
- パソコンやスマホを見ている時
- 車の運転中
- 重い物を持つ時
など、日中にも無意識で起きています。
しかも、その力は食事の時より強くなることもあります。
歯や顎にどんな影響があるの?
強い力が長期間続くと、お口の中には少しずつ変化が出てきます。
歯への影響
- 歯がすり減る
- 歯が欠ける・ヒビが入る
- 詰め物や被せ物が外れやすくなる
- 知覚過敏が起きやすくなる
歯ぐき・骨への影響
- 歯周病が悪化しやすくなる
- 歯が揺れる
- 歯ぐきが下がる
顎関節への影響
- 顎が疲れる
- 口を開けにくい
- 顎がカクカク鳴る
- 顎関節症につながる
「痛みがないから大丈夫」ではありません
歯ぎしりや食いしばりは、初期には症状がないことも多くあります。
そのため、
- 気づいた時には歯が割れていた
- セラミックが何度も壊れる
- 原因不明の肩こりや顎の疲れが続く
というケースも少なくありません。
歯科医院でチェックできるサイン
歯科医院では、次のような変化から歯ぎしり・食いしばりを確認できます。
- 歯のすり減り
- 頬の内側のあと
- 舌のふちのギザギザ
- 骨の盛り上がり
- 詰め物の破損
- 顎の筋肉の張り
「自分では気づいていなかった」という方もとても多いです。
まとめ
歯ぎしりや食いしばりは、単なるクセではなく、
歯・歯ぐき・顎関節に大きな負担をかけることがあります。
特に、症状が少ないまま進行することもあるため、早めの気づきと予防が大切です。
次回は、
「なぜ歯ぎしりや食いしばりが起きるの?」
について、ストレス・生活習慣・睡眠との関係も含めて分かりやすくお話しします。