【第4回】若年者・子どもにも起こる口腔内乾燥症
'26.02.20― 将来の歯を守るために、今できること ―
南浦和の大岡歯科医院です。
当院は予防歯科を大切にしています。
口腔内乾燥症(ドライマウス)というと
「高齢者の問題」というイメージが強いかもしれません。
しかし近年、歯科の現場では
子どもや若年者にも“お口の乾燥”が増えていると感じています。
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スマホ・ゲームによる口呼吸
長時間のスマートフォンやゲームの使用中、
無意識に口がポカンと開いているお子さんは少なくありません。
口呼吸になると、
• 口の中の水分が蒸発しやすくなる
• 唾液の自浄作用が弱くなる
• 細菌が増えやすくなる
といった変化が起こります。
厚生労働省も、生活習慣の乱れや口腔機能の低下が
将来の健康に影響することを示しています。
日常の小さな習慣が、
お口の環境を大きく左右するのです。
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姿勢・舌の位置との関係
歯科医師の視点で特に重要なのが、
**姿勢と舌の位置(舌のポジション)**です。
‘25.11.24のブログを参考にして下さい
舌のポスチャー(正しい舌の位置)について①
本来、舌は上あごに軽く触れている状態が理想的です。
しかし、
• 猫背姿勢
• 下を向いたままの長時間使用
• 口呼吸の習慣
が続くと、舌が低い位置に下がりやすくなります。
舌が下がると、
• 口が開きやすい
• 乾燥しやすい
• 歯並びや顎の成長に影響する
といった問題にもつながります。
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虫歯リスクの上昇
唾液は、歯を守る“天然のコーティング”のような存在です。
• 酸を中和する
• 歯を再石灰化する
• 細菌を洗い流す
という重要な役割があります。
子どもは大人よりもエナメル質が未成熟なため、
乾燥による影響を受けやすい傾向があります。
つまり、口腔内乾燥症は
虫歯のリスクを高める要因の一つになるのです。
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早期に気づくことの大切さ
若年者の場合、
• 口がいつも開いている
• いびきをかく
• 口臭が気になる
• よく虫歯になる
といったサインが、乾燥のヒントになることがあります。
歯科医師としてお伝えしたいのは、
**「症状が強くなる前に整えることが予防」**ということです。
成長期だからこそ、
早めの気づきとケアが将来の歯を守ります。
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南浦和の大岡歯科医院では
南浦和の大岡歯科医院では、
虫歯治療だけでなく、
• 口呼吸のチェック
• 姿勢や舌の位置の確認
• お子さんの成長に合わせた予防指導
を大切にしています。
口腔内乾燥症は、
どの年代にも起こる可能性があります。
しかし、
予防の視点で向き合えば、防げるトラブルも多いのです。
気になることがありましたら、
どうぞお気軽にご相談ください。