歯列育形成とプレート
BLOG 子ども歯列矯正矯正歯科できればプレートをずっと入れましょう
取り外し式の矯正装置を歯列育形成では“プレート”と呼んでいます。
プレートを入れていることにより、顎を拡げたり歯を動かしたりでき、正しい咬み合わせになってきます。
プレート
これには最低就寝時と昼間3時間以上入れている必要があります。昼間も4~5時間、またはそれ以上プレートを入れることにより、素晴らしい効果を期待できます。
プレートを入れている時間を長くすると早めに正しい咬み合わせになってくれるのです。
いつ、どれくらい入れていればいい?
プレートを入れる時間が少なかったり入れ忘れたりすると、その分だけ正しい咬み合わせになる時期が遅れてしまいます。また入れ忘れがたびたび重なると、プレートも合わなくなり、後戻りを起こしてしまいます。
何時間以上入れてなくてはいけないと考えるより、毎日のことですのでできれば食事と歯磨き以外は入れているようにしてみましょう。また早い時期にこれに慣れてしまえば(低年齢ほどすぐ慣れます)、毎日どの程度入れていたかを考えなくて済み、本人もお母さまも気が楽です。
着脱は自分で簡単にできますので大丈夫そうなら学校にも入れていきましょう。ほとんどの子がすぐ慣れています(低年齢で慣れない子はいません)給食のときははずして専用のケースに入れましょう(なくさない様)
プレートの時間を多くすると効果が著しく上がり、しばらくしてから来院間隔をあけることができます。そしてその分虫歯予防や歯をピカピカに美しくする処置にふりむけることができます。
ほとんど歯並びが良くなって、後戻りをしないようにするだけの場合は、夜だけで良いこともあります。夜だけの場合は歯科医院の確認を得てください。夜だけの場合も、もし入れ忘れると次にプレートを入れる時痛くなることがあります。
一般に低年齢からプレートを入れている子は生活習慣になってしまっているので、歯並びがきれいになってからもプレートをすることに違和感がありません(入れ忘れがないので安心・確実です)。
来院間隔について
歯列育形成開始のころは2週間ペースで、次第に3~6週に間隔を空けていきます。但し治療開始年齢が遅い場合、歯の大きさや位置の異常が著しくあったり、先天性欠如歯があったりすると、もっと多くの来院回数を必要とする場合があります。
大体の歯並びと咬み合わせが良くなったようでも、その状態を保つために間隔をあけて継続的管理の定期検査をすることでより確実なものとなります。この場合虫歯のチェックもしていきます。
さまざまな症例について、これまで診させていただきました。
院内でわかりやすく解説しております。
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